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小山 謹二; 南 多善*; 田次 邑吉; 宮坂 駿一
JAERI-M 7155, 87 Pages, 1977/07
RADHEAT-V3は、原子炉及び遮蔽体と放射線の相互作用を解析するための総合コードシステムであり、中性子に関してはENDF/B、2次ガンマ線生成データに関してはPOPOP4ライブラリーをそれぞれ基礎データとし、中性子とガンマ線結合群定数を作成し、これを用いて輸送発熱計算を行なう。このシステムの持つ機能の概要を以下に示す。(1)中性子に関する群定数(発熱定数を含む)の作成、(2)ガンマ線の輸送群定数と2次ガンマ線生成断面積の作成、(3)1次元輸送計算コードによる中性子及びガンマ線束の計算と縮約、(4)群定数、中性子及びガンマ線束の作図。この報告は、RADHEAT-V3のユーザ・マニュアルとしてまとめたものであり、種々のオプションを使用するために必要な入力データとその定義をまとめている。